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YAPC::Asia 2012で発表してきました ~不安定な環境の中でのバッチ処理~

2012-10-01
YAPC::Asia三度目の参加で、お陰様でSpeakerとして参加させて頂きましたので、もろもろの感想を徒然なるままに綴ります。とにかく、JPAの皆様、ボランティアの方々、LTソンの運営の皆様、大変お疲れ様でしたっ!!

YAPC::Asia2012とは

YAPCとは、Yet Another Perl ConferenceというPerlのお祭り(大きな勉強会)です。YAPC::AsiaはそのAsiaにおけるカンファレンスで、2006年から始まり今年で第七回目となります。今年は、動員規模も800人以上あったようで、その他、スポンサー数など様々な意味で過去最大規模になったようです。催のJPAの皆様、ボランティアの皆様大変お疲れさまでした、また、大変ありがとうございました。

Readmine::Chanのトークがよかった ~それぞれのトークについて~

今年は残念ながらそれぞれの会場が狭く立ち見になるケースが多く、また、近年YAPCのレポートシステム(gihyo.jpのレポート、YAPC公式サイトに載る、スライド/YouTube)の介、あるいは、LTソン(後述)の存在もあって、前夜祭含め数個しか聞けませんでした。。。ぶっちゃけ、まんでぃーさんのデザインパターンの話とか、ChibaさんのTengの話とか聞きに行きたかったんだけど、寝坊したり、時間間違えたりとかしてorz。YouTubeまってます(苦笑

それでも、大西さんのRedmine::Chanのトークについては大変興味深くおもしろく聞かせて頂きました。プレゼンの技術としてもさることながら重要な本題としても、とてもおもしろい内容をお話されていました。いくつかポイントをあげるとすれば、

  • 自らの業務上の課題に対して
  • それを解決するソリューションとしてプロダクトを開発し
  • 実際に運用してみてニーズを汲み取り機能の追加/変更し
  • 今現在目下運用中である

ということです。具体的には、プロジェクトマネジメントの基本であるタスク管理を別フローで行なっていたものを、普段のコミュニケーションの中に溶け込ませて(IRCの会話から自然と進捗管理に落としこむ仕組みを用意して)運用しているという状態を作り上げたということです。

とても素晴らしいし、参考に実践したい内容でした。

自分の発表について

そもそもなんでスピーカー応募したのか

今年のYAPCに向けて去年ベースではスピーカーというよりもCPANに何かモジュールをあげようという目標を当初立てていました。Perlを初めて3年たって、まぁなんとなくわかりやすい成果をオープンに出したかったんですね。ただ、今年YAPCの概要ででてきたタイミングで、『Take Another Step Forward』というテーマが出て来て、「あぁ、なんかこういうテーマでやるならぼくでもなんか発表できそうだな」と思ったんですね。なんか、Perlのすそ野を広げている意味とか、ちょっと変わった切り口からCPANモジュールを紹介するとかしてもいいんじゃないかって思ったんです。

資料と補足

資料は以下です。

事例とかいって、コードの実装例レイヤーになってしまっているので、具体的にどんなことで使っているか、補足で書ける範囲で書いておきます。オープンに言える話ただと、数十個かりているライトなレンタルサーバー(FTPでしかアップできないし、サーバーもたまに落ちている)ところから、アクセスログ引っ張ってきて、解析する(検索エンジンのクローラーがきてくれているか確認する)ってことに使ってます。具体的には、

  • FTPでとってくるけど、Net::FTPってつながらないとか、コマンド実行失敗したとかいろいろきれることがある
  • サーバーは、たまに落ちているので、何回かアクセスする必要があったり、間隔開けてあげる必要がある
  • サーバーがメンテナンス中とかいって、数時間落ちているんだけど、いろんな種類のサーバー借りているからそれぞれ別のタイミングで起きるから、バッチの実行タイミングはずらさずに、最終的に失敗したら、そのところだけサーバーの障害情報とか確認しつつ、実行するとかしている(月に1回あるかないか)

という感じなので、まさに資料で書いたような要件なわけです。

反省と今後

で、事例とかいって、事例書かなかったんだけど、YAPCのトークは、いろんなミドルウェアの構成とか使ったサービスの説明ってたくさんあってPerlの話が出てこないのが結構あって、それはそれでいいと思うんだけど、個人的には、なんかそういうのじゃなくて、Perlのはなしがもう少しあってもいいかなということがあって、Perlのコードの話をしたかったというところがあります。

そんなわけで、本番でも残り時間少ないところで、本来Qudoの実装の解説ではなくて、デモをすればよかったんですが、なんか眠くなるコードの解説に入ってしまったんですね。結果的には、このあたりのギャップでモヤモヤしていて、トークとしては満足いかなかったかのかなーと今になってわかり、反省しています。無難にデモでしたね。。。

次にどこかでスピーカーする場合は、もっとインタラクティブな要素やデモ的な要素を入れてライブ感をだしたプレゼンをしていきたいなーと思います。

いろいろと、フィードバック頂けると大変うれしいので、是非聞いて頂いた方、あるいは、資料だけでもご覧いただけた方是非フィードバック頂けるとうれしいです。

非公式なコミュニケーションについて

個人的には、Perlをはじめて3年目、YAPC::Asiaも三年目であり、Hachioji.pmのおかげもあり、皆様なご理解ご支援もありまして、こういうPerlのイベントに出ても、「あ、どうもどうも・・・」とお話しさせて頂く方々増えまして、大変うれしい限りでした。

何人かの方々に、普段ブログで書いている内容についてもご好評頂きまして、Perl界隈ではニーズベースのチュートリアルが少なく、「必ず今自分が困ったことについて困っている人がいるはずだから、少なからずコミュニティの還元もふくめてシェアする意義はある」と思っていた内容について、直にフィードバック頂けたことは大変ありがたい限りです。yusukebeeさんもおっしゃっていましたが、ブログを書くことについてのフィードバックは良くも悪くも「はてぶ」や「Tweet数」や「いいね!」だったりするわけで、その中でもなんとなく「後で読む」的な意味合いで、ソーシャルフィードバックとして現れるケースもあり、ホントの意味でリアリティもってフィードバック頂ける機会がなかったので、それを頂けて大変うれしく思いました。

一方で、Twitterとかブログとかでゆるくからんで頂いている方々ともう少し絡めたら良かったなーと、欲望は絶えませんw

LTソンについて

ライトニングトークという約5分LTをしまくるというサブイベントをHachioji.pm主催でYAPC内で行いました。主導されたuzullaさん、makamakaさん、また、ほぼずっと貼りついていた皆様、大変お疲れさまでした。当初登壇者が30人程度だった一方で、最終的には飛び入りムードが加速して、60人強となった加速度はひとえに運営時の妙技だと思いました。(「拍手」、「賞」etc)当初想定されていたLT初心者の方から、Perl界隈の著名人の方々も登壇されていき、とてもリアルなイベントの予想不可能なおもしろさ、盛り上がりがあったと思います。いろんなイベントにこういう形式の内容が盛り込まれているといいなーと思います。

個人的に備忘録リンク集

全体を通して

以上トータルな意味で、やっとこ三年目にして、薄いながらもPerlのコミュニティに少しずつ還元できてきましたし、こういうイベントいってもいろんな人とちょっとずつコミュニケーションとれるようになってきましたし、今後も、機会があればどんどんコミュニティに還元したり、せっかくスピーカーしてネタ作れたんで、今年一杯くらいはそれをネタにいろんなところでコミュニケーション取っていきたいと思います。(といってもプライベートがばたつくので意外と時間取れないorz)

これだけ大規模にいろいろな形式でコミュニケーションできるPerlイベントはないと思うので、来年も是非開催されることを願っています。とにかく、お疲れさまでしたっ!!!

Perl update_at : 2012-10-02T12:49:21
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